Netflixの人気クライムアンソロジー・シリーズ第4弾『モンスター:リジー・ボーデンの物語』。
アメリカ犯罪史上最も有名な未解決事件の1つである「リジー・ボーデン事件」を基にした本作は、シリーズ初となる女性が主人公。
この記事では、注目のキャストやあらすじ、事件の全貌と本作ならではの見どころをまとめました!
※各項目は“目次”から選択できます。
リジー・ボーデンの物語「キャスト」|登場人物
Netflix『モンスター:リジー・ボーデンの物語』の主な登場人物を演じるキャストを紹介します。
主な登場人物を次のようにまとめています。
メインキャスト「主人公」
リジー・ボーデン|演:エラ・ビーティ

裕福なニューイングランドの名家に生まれながら、屈辱と抑圧に満ちた家庭に閉じ込められた令嬢。
父と継母の殺害容疑で裁かれるが、最終的に無罪判決を受けた本作の主人公。
エラ・ビーティは、実在した犯罪者ボニーとクライドの最期を描いた『俺たちに明日はない』や『バグジー』などで知られる俳優兼監督のウォーレン・ビーティと、『アメリカン・ビューティー』や『華麗なる恋の舞台で』で知られるアネット・ベニングの娘さんです。
リジーの家族
アンドリュー・ボーデン|演:チャーリー・ハナム

厳格で威圧的な家長で、資産家でもあるリジーの父親。
父親役は、前作『モンスター:エド・ゲインの物語』で、主人公エド・ゲインを演じていたチャーリー・ハナム。
アビー・ボーデン|演:レベッカ・ホール

リジーの継母。
ボーデン家に渦巻く緊張と確執を象徴する人物のひとり。
エマ・ボーデン|演:ビリー・ロード
リジーの姉。
ジョン・ヴィニカム・モース|演:ジョーイ・ポラーリ
リジーの叔父。
リジーの実母サラ・モース・ボーデンの兄。
周辺人物
ブリジット・サリヴァン|演:ヴィッキー・クリープス

ボーデン家に仕えるメイド(家政婦)。
反骨精神を持ち、リジーと共に抑圧からの逃避に踏み出す存在として描かれ、リジーとの関係性が本作の重要なキーポイント。
ナンス・オニール|演:ジェシカ・バーデン
女優で、リジーの友人。
20世紀初頭に舞台や映画で活躍したアメリカの女優。
リジー・ボーデンとは1904年にボストンで出会い、親交を深めていたようです。
その他の登場人物
アイリーン・ウォーノス|演:サラ・ポールソン
1990年代に実在した女性連続殺人犯。
リジー・ボーデン事件とは直接関係ありませんが、“女性の怒り”という共通テーマのもと、別ラインとして描かれるようです。
前作同様、複数の時間軸を横断する構成が採られる可能性を示唆するキャスティング。
リジー・ボーデンの物語「あらすじ」
1890年代のアメリカ・マサチューセッツ州フォールリバー。
裕福な家庭に生まれたリジー・ボーデンは、抑圧的な父と継母による残酷な支配のなかで暮らしていた。
リジーは、家に住み込みで働くメイドのブリジット・サリヴァンとともに、性や権力、復讐が絡み合う危険な空想の世界へと逃避していく。
そして1892年、彼女の父と継母が斧で惨殺されるという衝撃的な事件が発生。
リジーは殺人容疑で起訴され裁判にかけられたが、最終的に無罪となり、真犯人が見つからないままアメリカの伝説的なミステリーとなった。
凄惨な事件に至るまでの過酷な家庭環境や、彼女の複雑な心理状態を赤裸々に描き出していく。

リジー・ボーデンの物語の見どころ

Netflix大ヒット犯罪アンソロジーシリーズ第4弾。
『モンスター:リジー・ボーデンの物語』の見どころを紹介します!
シリーズ初の女性モンスター
Netflixの大人気実録犯罪シリーズで、実在する殺人犯を描いてきた「MONSTER」。
これまでジェフリー・ダーマー、メネンデス兄弟、エド・ゲインといった男性の犯罪者を描いてきた本シリーズにおいて、初めて女性を主人公に据える節目の作品。
本作の題材となるのは、父と継母殺害の罪で1893年に裁判にかけられたリジー・ボーデン。
ライアン・マーフィー作品『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』に出演していたエラ・ビーティが、抑圧からの解放と復讐の象徴として描かれる、シリーズ初の“女性モンスター”を演じます。
また、シリーズで唯一、無罪判決を受けた人物を描く点も本作の大きな特徴です。
女性の怒りと抑圧に迫る視点
Netflixの人気クライムアンソロジーシリーズの第4弾『モンスター:リジー・ボーデンの物語』は、ヴィクトリア朝時代の閉鎖的な社会における女性の怒りや抑圧をテーマにしています。
19世紀アメリカ社会における女性の抑圧や階級意識、宗教的道徳といったテーマを浮き彫りにし、父の支配下で息苦しい生活を強いられた娘が、暴力という形で“自由”を得たのか、それとも単なる誤解の犠牲者だったのか。
クリエイターのイアン・ブレナンとライアン・マーフィーは、この古典的な未解決事件にフェミニズム的かつダークコメディの視点を取り入れ、この事件が当時の社会の「女性と暴力」に対する認識をどう変えたのかを深く掘り下げています。
前作『モンスター:エド・ゲインの物語』は、配信初週から3日間で全世界1220万回視聴を記録し、11カ国で1位を獲得。
2026年の第78回エミー賞では7部門にノミネートされるなど評価も高く、本作への期待値も上がっています。
リジー・ボーデンと事件の全貌

リジー・ボーデンは1860年、マサチューセッツ州フォールリバーの資産家の娘として生まれました。
裕福でありながら守銭奴だった父アンドリュー、そして冷え切った関係にあった継母アビー。
敬虔な家庭で育ちながらも、家庭内には見えない緊張が満ちており、彼女の内面には複雑な感情が渦巻いていたとされています。
1892年8月4日、父と継母が無残に殺害された現場(家)に、家政婦とともにいたリジー。
家は内側から施錠されており、外部犯の可能性は極めて低く、当然のように疑いは娘リジーに向けられました。
しかし警察は決定的な証拠を掴むことができず、1893年の裁判では無罪判決。
それでも、町の人々は彼女を冷血な家族殺しとして忌み嫌い、生涯、社会から孤立したまま66歳で肺炎により亡くなっています。
リジー・ボーデンは、無罪でありながら“罪の象徴”として歴史に刻まれた女性で、130年以上経った現在も全米屈指の未解決事件として語り継がれています。
これまでにもクリスティーナ・リッチ主演のドラマ『リジー・ボーデン 美しき殺人鬼』や、クロエ・セヴィニーとクリステン・スチュワートが共演した2018年の映画『モンスターズ 悪魔の復讐』など、数々の映画やドラマの題材となっています。
リジー・ボーデンの物語「配信情報」
Netflixクライムアンソロジーシリーズ『モンスター:リジー・ボーデンの物語』の配信情報について。
作品概要
| 題名 | モンスター:リジー・ボーデンの物語 |
|---|---|
| 原題 | MONSTER:THE LIZZIE BORDEN STORY |
| ジャンル | 実録犯罪ドラマ クライム・スリラー |
| ショーランナー (製作総指揮/共同クリエイター) | ライアン・マーフィー イアン・ブレナン |
| 脚本 | イアン・ブレナン |
| 監督 | マックス・ウィンクラー サラ・アディナ・スミス |
| 制作 | ライアン・マーフィー・テレビジョン プロスペクト・フィルムズ |
| 制作国 | アメリカ合衆国 |
| エピソード数 | 全8話 |
| 日本配信 | Netflix |
| 配信開始日 | 2026年9月17日(木) |



