全世界を震撼させたSFホラーの金字塔『エイリアン』シリーズ、初のドラマ作品となる『エイリアン:アース』。
元祖「エイリアン」の前日譚として描かれた『エイリアン:アース』は、配信開始からわずか6日間で920万回視聴(全世界)を記録!
本記事では、『エイリアン:アース』に登場する主要キャラクターやあらすじ、エイリアンシリーズの時系列や本作の見どころについて徹底解説します!
※各項目は“目次”から選択できます。
エイリアン:アース|キャラクター『登場人物』
『エイリアン:アース』に登場する主なキャラクター(登場人物)を紹介します。

メインキャラクター「主要人物」
『エイリアン:アース』のメインキャラクター(主要キャラクター)を紹介します。
ウェンディ|俳優:シドニー・チャンドラー

人工知能を搭載したヒューマノイド型ロボット(シンセティック=シンセ)で、“ハイブリッド(人間の意識を取り込んだシンセ)”として生まれ変わった本作の主人公。
不治の病を抱える子どもだったが、不老実験の対象に選ばれたことで老化することのない成人の体と、超人的な能力を持つ世界初のハイブリッドとなった。
見た目は成人しているが、中身は純粋無垢な12歳の子どものまま。
地球に不時着した宇宙船の救出活動に参加するため、プロディジー社のネバーランド研究島から、プロディジー・シティーのニューサイアムへ特別部隊として派遣される。
“ウェンディ”という名前はマシーンネーム(暗号名)で元の名前はマーシー。
ジョー・ハーミット|俳優:アレックス・ロウザー

ウェンディの兄で「プロディジー社」戦術部隊の衛生兵。
プロディジー・シティーのニューサイアムで、不時着した宇宙船の救助活動に参加している。
火星の医学部に入学が認められて奨学金も得ることができた為、プロディジー社に辞職を願い出たが、契約期間が7ヶ月残っており、辞職が却下されて任務を全うすることになった。
宇宙船の救助活動中に、離れ離れになっていた妹マーシー(ウェンディの元の名前)と再会を果たす。
ロスト・ボーイズ
プロディジー社によって人間の意識を注入されたハイブリッドで、特別部隊として派遣される“ロスト・ボーイズ(迷子たち)”のメンバー。
スミー|俳優:ジョナサン・アジャイ

プロディジー社の特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズのメンバー。
純真な少年の心を持ち、メンバーの一員になれたことに喜びを感じている。
スミーはマシーンネーム(暗号名)で、ロスト・ボーイズのメンバーにはピーターパンに登場するキャラクターの名前がつけられている。
スライトリー|俳優:アダーシュ・ゴーラヴ

プロディジー社の特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズのメンバー。
愛情に溢れた家庭で育ち、道徳的なジレンマに直面した時は常に正しい行動をとろうとする。
元の名前はアルッシュ・シング。
カーリー|俳優:イラーナ・ジェームズ

プロディジー社の特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズのメンバー。
人生のセカンドチャンスを与えてくれたCEOのカヴァリエに恩を感じており、自身の能力を証明したいという願望を持っている。
世界初のハイブリッドとして特別視されているウェンディをライバル視している。
ニブス|俳優:リリー・ニューマーク

プロディジー社の特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズのメンバー。
ハイブリッドに適応することができずに戸惑いを抱えている。
トゥートルズ|俳優:キット・ヤング

プロディジー社の特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズのメンバー。
メンバーたちにそっけない一面を見せることもあるが、もともと人間だった頃は仲間内で最年長だったこともり、メンバーたちの兄貴的な存在。
サイエンティストへの憧れがあり、科学への強い興味を持っている。
プロディジー社
世界を牛耳っている5大企業の一つ「プロディジー社」の人物。
カヴァリエ|俳優:サミュエル・ブレンキン

プロディジー社の天才ファウンダー兼CEO。
プロディジー社が所有しているネバーランド研究島で、AIとシンセティックの研究を続けいているロスト・ボーイズたちの創造主。
常人の20歩先を行く天才で最年少の大富豪。
アトム|俳優:エイドリアン・エドモンドソン

プロディジー社のCEOカヴァリエの側近で頼れる相談役。
デイム・シルヴィア|俳優:エシー・デイヴィス

ロスト・ボーイズたちの世話係として、彼らの精神的健康を見守っている。
アーサー|俳優:デヴィッド・リズダール

プロディジー社の優秀なエンジニアで、デイム・シルヴィアの夫。
会社の道徳的指標となる存在だが、自身の考えと会社のビジョンにジレンマを抱えることに。
カーシュ|俳優:ティモシー・オリファント

プロディジー社の主任研究員でシンセ(人工知能体)。
ハイブリッドのプロトタイプとなったウェンディたちの指導役で、人間とは異なる独特の雰囲気を持っている。
宇宙船の救助活動に特別部隊として派遣されるロスト・ボーイズたちに同行する。
サイベリアン|俳優:ディエム・カミラ

プロディジー社の保安部隊員。
ラシディ|俳優:モー・バー・エル

プロディジー社の戦闘兵。
ユタニ社
5大企業の一つ「ウェイランド・ユタニ社」の人物。
ユタニ|俳優:サンドラ・イ・センシンダイバー

ウェイランド・ユタニ社のCEO。
南北アメリカを牛耳っていて、火星と土星をも支配している巨大企業のトップ。
祖母が送り出したUSCSS(米国宇宙貨物船)マジノ号が、ライバル企業「プロディジー社」のテリトリーに不時着してしまい、所有権を争うことに。
映画「エイリアン」シリーズでは、リプリーたちを利用する巨大複合企業として描かれていたウェイランド・ユタニ社。
元祖「エイリアン」でリプリーたちが乗っていた宇宙船「ノストロモ号」を所有していた企業です。
クミ・モロー|俳優:バボー・シーセイ

ウェイランド・ユタニ社の社員で体の一部がマシーンのサイボーグ。
地球に不時着したUSCSS(米国宇宙貨物船)マジノ号の保安責任者で、船員としては唯一の生存者。
自らのミッションを成し遂げるためなら手段を選ばない冷徹なサイボーグ。
宇宙船内で脱走した未知の生命体(エイリアン)の奪還に燃えている。
キャラクター一覧
『エイリアン:アース』に登場するキャラクター一覧図。

エイリアン:アース|あらすじ

物語の舞台は2120年。
「ウェイランド・ユタニ社」・「ダイナミック社」・「リンチ社」・「スレッショルド社」、さらにAIとシンセティック(人工知能を搭載したヒューマノイド型ロボット)の新興企業「プロディジー社」が加わった、5つの巨大企業が世界を支配していた。
ウェイランド・ユタニ社は宇宙で未知の5種の生命体回収に成功するが、宇宙からの運搬途中で宇宙船が制御不能となり、ライバル企業「プロディジー社」のテリトリーである、プロディジー・シティーのニューサイアムに不時着してしまう。
プロディジー社の若き天才CEOカヴァリエは、宇宙船の不時着現場で救助活動を続けるプロディジー社の部隊を援護するため、自身が生み出したシンセ(人工知能を搭載したヒューマノイド型ロボット)のハイブリッド(人間の意識を取り込んだシンセ)を派遣することに。
想像を絶する強大な脅威と対峙した彼らは、果たして無事に任務を終えることができるのか・・。
宇宙船の中に解き放たれた“未知の生命体”と、覇権を争う巨大企業の思惑が交錯するSFサバイバル・スリラー。
エイリアン:アース|ティザー予告
エイリアンシリーズの時系列
歴代エイリアンシリーズの鍵となる、物語の時系列を解説します!

物語の時系列
エイリアンシリーズを“物語の時系列順”に解説します。
※作品の公開順ではありません。
物語の舞台は2089年。
物語の時系列でいうとエイリアンシリーズの原点になる作品。
映画「エイリアン」のナンバーシリーズ1~4の後に新たに制作された最初の作品。
作品の公開年は2012年。
物語の舞台は2104年。
プロメテウスに続く新たなエイリアンシリーズの2作目。
作品の公開年は2017年。
物語の舞台は2120年。
エイリアンシリーズ初のドラマ作品。
エイリアンシリーズの原点である第1作目の2年前を描いた前日譚。
作品の公開年は2025年。
物語の舞台は2122年。
記念すべきエイリアンシリーズの第1作にして原点となる作品。
作品の公開年は1979年。
物語の舞台は2142年。
初代「エイリアン」のその後を描いた作品で、現時点で劇場公開作としては最新作。
作品の公開年は2024年。
物語の舞台は2179年。
ジェームズ・キャメロンが監督をした映画「エイリアン」のナンバーシリーズ第2作目で、第1作目の半世紀後を描いた作品。
作品の公開年は1986年。
物語の舞台は2270年。
デイビッド・フィンチャーが監督をした映画「エイリアン」のナンバーシリーズ第3作目。
作品の公開年は1992年。
物語の舞台は2470年。
第3作目の200年後を描いた作品で、映画「エイリアン」のナンバーシリーズ最終章。
作品の公開年は1997年。
エイリアン:アース|見どころ
アメリカ映画会の巨匠リドリー・スコットが生み出したSFホラーの金字塔「エイリアン」。
シリーズ初のドラマシリーズとなる、『エイリアン:アース』の見どころを紹介します!

初代「エイリアン」につながる物語
本作『エイリアン:アース』は、「エイリアン」シリーズ第1作目の前日譚として物語が展開されます。
“エイリアン:アース”というタイトルが示しているように、物語の舞台は2120年の地球で、初代「エイリアン」の2年前。
主人公は人間の意識を取り込んだ人工知能体で、シリーズとしては初となる人間ではないキャラクターです。
しかし性別的には女性のキャラクターで、やはり「エイリアン」シリーズの主人公は女性という強いこだわりが感じられます。
本作では、映画「エイリアン」の女性主人公リプリーたちが宇宙へ行くことになった真実などが描かれ、初代「エイリアン」につながる物語が描かれます。
ドラマシリーズならではの緻密なストーリー
「エイリアン」シリーズ待望のドラマ化が実現した本作。
約2時間で構成される映画とは異なり、『エイリアン:アース』は全8話で構成されるドラマシリーズです。
そのためストーリーが緻密で、主要キャラクターのバックグラウンドなども詳細に描かれています。
唯一無二な「エイリアン」シリーズの世界観を継承しつつも、斬新なキャラクター設定など、現代のエッセンスがふんだんに取り入れられて進化を遂げた「エイリアン:アース」は、配信開始から6日間で920万回視聴(全世界)を記録!
米映画批評サイトでも高評価を得ており、これまでシリーズで最高評価を得ていた「エイリアン2」の批評家スコア94%を上回る96%を記録しています。
「エイリアン」シリーズの生みの親であるリドリー・スコットが製作総指揮に名を連ね、真田広之さんが主演した「SHOGUN 将軍」などの制作会社として知られる「FX」が制作を手掛けています。
エイリアン:アース|配信情報
『エイリアン:アース』の日本配信は、2025年8月13日(水)からDisney+で独占配信されています!

エイリアン:アース|作品概要
原題 | Alien:Earth |
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邦題 | エイリアン:アース |
ジャンル | SF・ホラー |
ショーランナー (監督・脚本などを手掛ける 統括プロデューサー) | ノア・ホーリー |
製作総指揮 | リドリー・スコット他 |
制作国 | アメリカ |
エピソード数 | 全8話 |
日本配信 | Disney+ |
日本配信 開始日 | 2025年8月13日(水) |