ノーベル賞作家ウィリアム・ゴールディングが遺した不朽の傑作『LORD OF THE FLIES/蠅の王』が、英国BBC制作で史上初のドラマシリーズとして蘇ります!
美しい熱帯の島を舞台に、少年たちの理性と狂気がぶつかり合う凄惨な権力闘争を描く本作。
本記事では、過去の映画版とは一線を画すドラマ版『LORD OF THE FLIES/蠅の王』のあらすじとキャスト、本作の見どころをご紹介します。
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LORD OF THE FLIES/蠅の王|あらすじ
1950年代の初頭、飛行機が熱帯の無人島に墜落。
無人島に取り残された少年たちは救助を待つ間、文明的な社会を維持しようと、理知的な少年ラルフをリーダーに選び、ルールを作って共同生活を始める。
しかし、狩猟隊を率いるジャックが権力を求め、暴力と本能を解き放ち始めたことで、少年たちの秩序は脆くも崩れ始める。
極限状態の中で対立する2つの派閥、深まる猜疑心と恐怖。
権力争いと本能の衝突の末、彼らの希望は取り返しのつかない悲劇へと突き進んでいく。

ティザー予告動画
LORD OF THE FLIES/蠅の王|キャスト
ドラマ版『LORD OF THE FLIES/蠅の王』の主な登場人物を演じるキャストを紹介します。
メインキャスト
ラルフ|俳優:ウィンストン・ソーヤーズ

無人島に漂着後、少年たちの投票によって選ばれたリーダー。
最初は希望を持ってリーダーシップを発揮するが、遊びたい盛りの少年たちを統率することの難しさに直面し、次第に孤立感を深めていく。
ジャックとの対立の中で、理性を保とうと必死に抗う。
「秩序」と「民主主義」を象徴するような存在。
ピギー|俳優:デヴィッド・マッケナ

ラルフの参謀役でグループの頭脳派。
太っていて喘息持ち、眼鏡をかけているため肉体労働や狩りには不向きだが、誰よりも賢く知恵がある。
ルールを重んじる良識の持ち主だが、その理屈っぽさや外見から、ジャックたちからいじめの標的にされてしまう。
「知性」と「理性」を象徴するような存在。
サイモン|俳優:アイク・タルボット

内気で神秘的な少年。
ラルフやジャックのようなリーダー争いには加わらず、森の中で静かに過ごすことを好む。
島に潜むとされる「獣(ビースト)」の正体が、実は物理的な怪物ではなく、少年たち自身の心の中に潜む“悪意”や“恐怖”であることに気づく。
「純粋な善」と「真理」を象徴するような存在。
ジャック|俳優:ロックス・プラット

元聖歌隊のリーダーで、島では狩猟隊を率いる。
好戦的でプライドが高く、リーダーに選ばれなかったことに不満を抱く。
生きるためには肉が必要だと主張して狩りに没頭し、顔に泥や血でペイントを施すことで、文明人の仮面を脱ぎ捨てて野生へと回帰していく。
ラルフの掲げるルールを退屈なものとして否定し、強さと恐怖で少年たちを支配し始める。
「本能」と「独裁」を象徴するような存在。
その他の周辺人物
ドラマ版『LORD OF THE FLIES/蠅の王』に出演する、その他のキャスト。
LORD OF THE FLIES/蠅の王|見どころ
BBCが史上初めてテレビドラマ化した注目作『LORD OF THE FLIES/蠅の王』の見どころを紹介します!
ドラマ化による深掘り
本作『LORD OF THE FLIES/蠅の王』は、これまで1963年(ピーター・ブルック監督)と1990年(ハリー・フック監督作)に、2度映画化されています。
テレビドラマ化されるのは今回が初で、世界的なクオリティを誇るBBCが、現代最高峰のスタッフを迎えて制作しています。
製作総指揮と脚本を手掛けたのは、全てワンテイク撮影という斬新なアプローチで大ヒットを記録した「アドレセンス」の脚本家ジャック・ソーン。
主要キャストを務めるのは、オーディションで選ばれた演技経験の少ない新人を含む少年たちが起用されており、彼らが次第に理性を失って変貌していく姿は、演技を超えた生々しい迫力があります。
映画の尺では描ききれなかった各キャラクターの背景や心理描写、徐々に狂気へと染まっていく過程をより深く掘り下げ、スリリングに描かれています。
本作の撮影はマレーシアのロケ地で行われ、美しくも過酷な自然環境がリアルに再現されており、圧倒的なリアリティと没入感が得られそうです。
理性と本能の対立
物語は、リーダーのラルフ(理性)と、狩猟隊を率いるジャック(本能)の対立を軸に進んでいきます。
ラルフを支えるピギー(知恵)が無視され、サイモン(真理)の声がかき消されたとき、ジャックの率いる獣のような集団が暴走を始めます。
ドラマ版では、彼らの力関係が変化していく様子を恐ろしいほどリアルに描き、BBCによる史上初のテレビドラマシリーズ化として大きな注目を集めています。
原作に忠実でありつつも、映画版を凌駕する解像度で、人間の本性をえぐる戦慄のサバイバルストーリーが現代に蘇ります。
蠅の王とは?
本作のタイトルになっている『蠅の王』とは、キリスト教の聖書に登場する悪魔たちの王“ベルゼブブ”を意味しています。
物語の中では、蠅が群がる豚の生首を蠅の王と形容しており、無人島を支配する恐怖や少年たちからあふれ出す悪の象徴として描かれています。
こんな人におすすめ!
ドラマ版『LORD OF THE FLIES/蠅の王』は、「LOST」や「イエロージャケッツ」のような極限状態のサバイバルドラマが好きな方におすすめです!
人間の心理や集団狂気を描いた、ダークな心理スリラーに興味がある方にもおすすめです。
全4話なのでビンジウォッチング(一気見)にも最適です!
LORD OF THE FLIES/蠅の王|配信情報
英国BBC制作の注目作『LORD OF THE FLIES/蠅の王』は、2026年2月20日(金)からU-NEXTで独占配信されます!
LORD OF THE FLIES/蠅の王|作品概要
| 原題 | LORD OF THE FLIES |
|---|---|
| 邦題 | 蠅の王 |
| ジャンル | 心理サスペンス サバイバル ディストピア |
| 制作国 | イギリス |
| 原作 | ウィリアム・ゴールディング |
| 脚本 | ジャック・ソーン |
| 監督 | マーク・ミュンデン |
| 製作総指揮 エグゼクティブ・プロデューサー | ジャック・ソーン ジョエル・ウィルソン ジェイミー・キャンベル アマンダ・ダシー ナウファル・ファイズッラー マーク・マンデン カイラ・スコビー |
| エピソード数 | 全4話 |
| 日本配信 | U-NEXT |
| 配信開始日時 | 2026年2月20日(金) |

