美と若さへの執着が招く鮮烈な悪夢、カンヌを震撼させた話題作がついに配信解禁!
残酷なまでのルッキズム(容姿至上主義)に翻弄される女性の姿を描き、そのあまりに過激で独創的な内容から世界中で議論を巻き起こした衝撃のボディ・ホラー『サブスタンス(原題:The Substance)』。
本記事では、映画『サブスタンス』のあらすじと主な登場人物を演じるキャスト、見どころを徹底解説します!
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サブスタンス|あらすじ

カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、その過激な内容と主演デミ・ムーアの体当たりな演技で世界的に大きな話題を呼んだ映画『サブスタンス』のあらすじを紹介します。
美と若さへの執着が生む狂気
かつてはアカデミー賞に輝き、トップスターとして名を馳せたエリザベス・スパークル(デミ・ムーア)。
しかし容姿の衰えから仕事が減少し、50歳を迎えた彼女は加齢を理由に自身がホストを務める人気エクササイズ番組を突然降板させられてしまう。
築き上げたキャリアと人気を失い、絶望の淵に立たされた彼女のもとに、ある怪しげな通知が届く。
それは、一度の注射で「若く、美しく、完璧な」別の自分を生み出すことができるという謎の細胞分裂薬“サブスタンス”への勧誘だった。
誘惑に負けたエリザベスは禁断の薬を投与し、自身の体から若く美しい分身スー(マーガレット・クアリー)を誕生させるが、この夢のような薬には絶対に守らなければならない厳格なルールがあった。
そのルールとは「1週間ごとに入れ替わること(7日間はスーとして、次の7日間はエリザベスとして生きる)」。
若きスーとして再びスターダムに返り咲き、享楽的な日々に溺れていくエリザベス。
やがて彼女は「7日間」のルールを破り始め、二人の共生関係は想像を絶する悪夢へと変貌していくことに・・。
ティザー予告動画
サブスタンス|キャスト
映画『サブスタンス』の主な登場人物を演じる主要キャスト。
メインキャスト
エリザベス・スパークル|俳優:デミ・ムーア

アカデミー賞にも輝いた元トップ女優。
容姿の衰えから人気に翳りが見え始め、加齢を理由に番組を突然降板させられてしまう。
若さと美貌を取り戻すために禁断の薬“サブスタンス”に手を染め、美の狂気へと堕ちていく。
デミ・ムーア|プロフィール
プロフィール
| 名前 | デミ・ムーア Demi Moore |
|---|---|
| 生年月日 | 1962年11月11日 |
| 身長 | 165cm |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニューメキシコ州ロズウェル |
| 主な出演作品 | ランドマン Empire~成功の代償 ディスクロージャー チャーリーズ・エンジェル フルスロットル G.I.ジェーン ア・フュー・グッドメン ゴースト/ニューヨークの幻 幸福の条件 |
| インスタグラム | demimoore |
スー|俳優:マーガレット・クアリー

エリザベスがサブスタンスを投与して生み出した“若き分身”。
エリザベスの経験値を持ったまま、若さと完璧な美貌を手に入れる。
マーガレット・クアリー|プロフィール
プロフィール
| 名前 | マーガレット・クアリー Margaret Qualley |
|---|---|
| 生年月日 | 1994年10月23日 |
| 身長 | 173cm |
| 出身地 | アメリカ合衆国 モンタナ州カリスペル |
| 主な出演作品 | 俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル2 メイドの手帖 フォッシー&ヴァードン~ブロードウェイに輝く生涯 LEFTOVERS/残された世界 マイ・ニューヨーク・ダイアリー ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド Death Note/デスノート |
| インスタグラム | isimostar |
周辺人物
ハーヴェイ|俳優:デニス・クエイド

エリザベスがホストを務めるエクササイズ番組のPD(プロデューサー)。
容姿至上主義のミソジニスト(Misogynist)。
オリバー|俳優:ゴア・エイブラムス

エリザベスが住んでいるのマンションの向かい部屋に住んでいる人物。
フレッド|俳優:エドワード・ハミルトン=クラーク

エリザベスが中学生だった頃の同級生。
トロイ|俳優:オスカー・ルサージュ

スーとワンナイトを過ごした人物。
ダイナーの男|俳優:クリスチャン・エリクソン

エリザベスが駆け込んだダイナーにいた謎の中年男性。
医師|俳優:トム・モートン

エリザベスが検査入院した病院の医師。
男性看護師|俳優:ロビン・グリア

エリザベスが検査入院した病院の男性看護師。
スーツの男|俳優:ヴァンサン・コロンブ

ディエゴ|俳優:ウーゴ・ディエゴ・ガルシア

サブスタンス|見どころ
誰しもが抱く「若さ」への憧れと、忍び寄る「老い」への恐怖。
その普遍的なテーマを極限まで突き詰めた映画『サブスタンス』の見どころを紹介します。
デミ・ムーアの最も過激な怪演!
映画『サブスタンス』の主演を務めるのは「ゴースト/ニューヨークの幻」などの主演として知られるハリウッドの大女優デミ・ムーア。
彼女は自身のパブリックイメージ(美貌や加齢への世間の目)を逆手に取り、全裸も厭わない壮絶な演技を披露しています。
本作での演技はデミ・ムーアのキャリア史上で最も過激な怪演ともいわれ、老いへの恐怖と若さへの嫉妬に狂っていく姿は痛々しくも圧巻です。
主人公エリザベスの“若き分身”スーを演じるのは、若手注目女優のマーガレット・クアリー。
マーガレットの圧倒的なプロポーションと、若さゆえの残酷さを体現した演技も物語の悲劇性を際立たせています!
ルッキズムへの痛烈な風刺
本作は、“若くて美しいこと”だけを価値としてきたハリウッドや社会の風潮(ルッキズム、エイジズム)を、ブラックユーモアたっぷりに批判している点も見逃せません。
デニス・クエイド演じるテレビ局プロデューサーの、下品で無神経な描写も胸糞悪いほど見事です。
色鮮やかでビビットな映像とは裏腹に、肉体が変異していく描写はグロテスクで「ボディ・ホラー」的な要素が強く、クライマックスの展開は“映画史に残る狂気”と評され、見終わった後の余韻が凄いです。

サブスタンス|配信情報
映画『サブスタンス』は、2025年12月19日(金)からPrime Videoで見放題・独占配信開始です!
掲載した情報は、記事執筆時点のものです。
各プラットフォームでの配信状況については公式サイトをご確認ください。

サブスタンス|作品概要
| 原題 | The Substance |
|---|---|
| 邦題 | サブスタンス |
| ジャンル | SF ホラー |
| 監督・脚本 | コラリー・ファルジャ |
| 製作総指揮 | ニコラ・ロワイエ アレクサンドラ・ロウイ |
| 製作 | ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー コラリー・ファルジャ |
| 制作国 | イギリス フランス アメリカ |
| 上映時間 | 2時間22分(142分) |
| 日本配信 | Prime Video |
| 配信開始日 | 2025年12月19日(金) |

